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北向きの土地でも平屋は快適?日当たりを確保する設計のポイント

「北向きの土地は日当たりが悪いから不便」と思われがちですが、設計の工夫次第で明るく快適な平屋を実現できます。むしろプライバシー性や外構の自由度など、北向きだからこその利点もあります。本記事では、北向きの土地に平屋を建てる際に押さえておきたい日当たり確保の設計ポイントを、具体例とともに解説します。

≪目次≫


北向きの土地が敬遠される理由とは?

北向きの土地が避けられがちな主な理由は、以下のような点です:

南側に建物が隣接していると、採光が遮られる可能性がある
冬場は特に日が当たりにくく寒く感じる
洗濯物が乾きにくい
全体的に暗い印象になりやすい

しかし一方で、北向きの土地ならではのメリットもあります。

玄関や駐車場を北側に配置しやすいため、生活導線が効率的に
南側に庭を確保できるため、プライベート空間として使いやすい
土地の価格が比較的安い傾向にある

設計でカバー!日当たりを確保する5つの工夫

北向きの土地でも、次のような設計アイデアを取り入れることで、十分な採光と快適さを確保できます。

1. 中庭(コートハウス)の設置

建物の中心または南側に中庭を配置することで、各部屋に自然光を取り込むことができます。特に平屋は階層がないため、中庭からの光が家全体に届きやすいのがメリットです。

2. 高窓・天窓(トップライト)の活用

高い位置に窓を設けることで、プライバシーを守りつつ、自然光をたっぷり取り入れることができます。特に北側の部屋には高窓が有効です。
また、吹き抜けが可能な場所には天窓を設けることで、太陽光を直接取り入れられます。

3. LDKを南側に配置する

敷地の南側を有効活用し、家族が長く過ごすLDKを南側に配置することで、最も日当たりの良い場所を有効に使えます。

4. 建物の高さや角度を工夫する

屋根の形状や勾配、隣家との間隔を考慮して建物の影の落ち方を計算することで、日当たりを確保しやすくなります。

5. 外構や植栽を工夫する

樹木やフェンスを設置する場所を工夫することで、日光を遮らずに視線をコントロールし、プライベート性と採光のバランスをとれます。

北向きの土地に建てた平屋の成功事例

▶事例①:南庭+中庭を組み合わせた家

玄関と駐車場を北側に配置し、建物の南側には広い庭と中庭を設けた平屋。LDKは中庭に面しており、周囲の視線を遮りながら明るさを確保。冬でも室温が安定する快適な住宅に。

▶事例②:スキップフロア+天窓で明るさを確保

敷地が狭く隣家が接近している条件の中、スキップフロアで高低差を生かし、高い位置から光を取り入れる設計を採用。LDKに天窓を設け、明るさと開放感を実現。

注意点:北向きの土地で気をつけるポイント

隣家の建物の影響を受けやすいため、建築前に「日影図」の確認が重要
日当たり以外にも、通風や湿気対策も忘れずに
売却時に「南向きでないこと」が影響する場合があるため、将来的な価値も考慮

北向き土地は“設計力”がカギ!

北向きの土地に平屋を建てるには、設計の工夫次第で南向きに劣らない快適な住まいを実現することが可能です。日当たりを重視するあまり土地の価格や立地条件を妥協するのではなく、設計力で課題を解決できれば、コストパフォーマンスも良く理想の暮らしが実現できます。

まとめ

◎北向きの土地は設計の工夫で快適な平屋にできる
◎中庭・高窓・天窓などの採光対策が重要
◎南側を活かした間取り構成がポイント
◎成功事例では明るさとプライバシーを両立した例も多い
◎専門家と相談して土地と設計をセットで検討するのがベスト

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