平屋住宅は構造上、上下階がないため空間効率が高く、温熱環境をコントロールしやすいと言われています。一方で、屋根や床からの熱損失が多くなる可能性もあるため、断熱材や省エネ設備の選定は非常に重要です。本記事では、快適でエネルギー効率の高い平屋づくりに欠かせない断熱材の種類と、省エネ性能を高めるおすすめ設備を紹介します。
<目次>
平屋は屋根面積が広いため、直射日光を受けやすい傾向があります。また、外気との接触面が多いため、屋根だけでなく、壁・床の断熱性能が住宅全体の快適性に直結します。そのため、天井断熱・基礎断熱の工夫が求められます。
◇◇◇ポイント◇◇◇
夏は屋根からの輻射熱(ふくしゃねつ)、冬は床下からの冷気が課題
高気密・高断熱仕様で冷暖房効率UP
断熱材には多くの種類がありますが、平屋に向いているのは以下のタイプです。
①吹付硬質ウレタンフォーム
高い気密性と遮熱性
複雑な形状にも対応可能
天井・壁・床に一体施工できる
➡断熱等級6~7を目指すなら定番の断熱材
②高性能グラスウール(16K以上)
コストパフォーマンス良
防音性能も高めたい方におすすめ
丁寧な施工が重要
➡コスト重視+信頼性重視の方向け
③真空断熱材(VIP)
薄くても非常に高い断熱性能
高価格帯向け/ZEH対応にも
➡コンパクト平屋や狭小地におすすめ
①高断熱サッシ・Low-E複層ガラス
夏の直射日光や冬の冷気を遮断
熱貫流率1.6以下の製品が理想
②ヒートポンプ式エコキュート
高効率給湯機器(COP値3.0以上)
深夜電力を活用した省エネ運用
③LED照明+調光・調色機能
消費電力は白熱灯の約6分の1
暮らし方に合わせた演出も可能
④太陽光発電+蓄電池
自家発電+自家消費で光熱費削減
停電時のレジリエンスも◎
⑤床下エアコン+小屋裏換気
平屋ならではの温度ムラを解消
空調効率がよく電気代も抑制可能
断熱材と省エネ設備の選定は、平屋の快適性・省エネ性を左右する極めて重要な要素です。
◇コストを抑えつつ高性能を目指すなら「グラスウール+エコキュート+LED」
◇快適性・ランニングコスト・補助金を重視するなら「ウレタンフォーム+太陽光+高断熱サッシ」
※注 補助金に関しては自治体によって異なることや予算によって受けられなくなる場合がございますので、最新の情報に関しては国土交通省やお住いの自治体に確認することをおすすめいたします。
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