「新築での平屋はメリットもあるけれど、デメリットもありそうで不安…」と考える方もいるのではないでしょうか。
平屋を建てる方は年々増える傾向にあり、「平屋回帰」という言葉が出てくるほどです。
そこで今回は、新築で平屋を建てるメリットやデメリットについて詳しく解説します。
平屋の間取り事例も6つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
昨今では、住宅資材の高騰もあり、コンパクトで省エネな平屋への需要が高まる傾向にあります。
さらに、人生100年時代を迎えたことで、生涯をとおして起こりうる変化に対応できる柔軟性も必要です。
このような社会背景から、維持コストが抑えられ、将来の変化にも対応しやすいコンパクトな平屋が注目されているのです。
株式会社リクルートの調査では、2019〜2023年にかけて「新築平屋」の件数が増加していることがわかりました。
(参考:リクルート株式会社「2023年 注文住宅動向・トレンド調査」P10)
同調査でわかった「平屋を建てる理由」は、以下のとおりです。
人生100年時代を快適に過ごしながら家族との時間も大切にできることが、平屋を選ぶ大きな理由となっています。
今後、平屋の需要は、ますます高まっていくと期待されています。
ここで、平屋を建てるメリットを7つ紹介します。
平屋は、生活動線がラクになるのがメリットのひとつです。
二階建てにする場合は一階にしかトイレを作らないことも多いため、階段の上り下りをしなければなりません。
対して、平屋はワンフロアで生活が完結するため、食事やトイレ・お風呂といった生活動線が短く済みます。
さらに、廊下を作らない間取りにすると部屋同士の移動距離が縮まるので、生活動線はさらにラクになります。
平屋は各部屋同士をつなげた間取りにできるため、生活しやすい環境が整います。
家事の効率が上がるのも、平屋にするメリットのひとつです。
居住空間をワンフロアにまとめられる平屋なら、上下移動がないため家事の負担を少なくできます。
このように、家事動線が短くなるため、効率よく生活できるのも平屋のメリットです。
平屋は、家族同士でコミュニケーションを取りやすい家です。
リビングを中心に各部屋へつながる間取りにすると、自然と家族みんなが集まるようになります。
● 思春期に入った子どもの様子を気に掛けたい
● 高齢になった家族を近くで見守りたい
各部屋の距離を短くできる平屋は家族を身近に感じられるため、お互いに安心して生活を送れます。
平屋は、災害や火事といった緊急時にサッと外へ飛び出しやすいメリットがあります。
災害のなかでも水害時に関して「平屋では家族がまとまって避難できた」との研究結果もあります。
参考:群馬大学研究/洪水避難 時における世帯行動特性と世帯員の役割分担に関する研究/及川康他/2000年2月
表を見ると、平屋住まいの家族は二階建てに住む人よりも17.7%も高い割合で「家族が一緒に避難している」とわかります。
平屋は玄関や外へつながる窓が近いため、緊急時でも家族がまとまって行動しやすい点がメリットです。
平屋は、バリアフリーな造りである点も魅力のひとつです。
年を重ねるにつれて自分や家族が体を思うように動かせなくなった場合、上り下りをする階段があると怪我のリスクを負いかねません。
平屋は居住空間をワンフロアにまとめられるため、万が一、介護が必要になった場合でも対応しやすい利点があります。
平屋には、メンテナンスの費用を抑えられるメリットがあります。
● 足場の設置費用がかからない
● 外壁面が少ないため、修繕費が安くなる
二階建ての外壁や屋根の修繕を依頼するときは、必ず足場を組みます。
一般的に、足場の設置費用は15〜20万円ほどです。
平屋であれば低い位置の作業で足場を組まないことも多いため、1回のメンテナンス費用を抑えられます。
以下の記事では、平屋にするとメンテナンスコストが安く済む理由を詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。
≫平屋はメンテナンス費用が安い? トータルコストが安い理由を解説
7つのメリットを紹介しましたが、実際に建てるときにはデメリットまで考えられると満足度の高い平屋づくりができます。
ここでは、平屋のデメリットを解説します。
プライベートを確保しにくい点は平屋のデメリットです。
平屋は各部屋の距離が近いため、よくも悪くも家族を身近に感じます。
思春期に入ると「親に干渉されたくない」という子どももいるのではないでしょうか 。
平屋を建てる場合は、家族のプライベート空間を確保できる間取りにすることも大切です。
家族の人数が多い場合、平屋を建てるとなると居住スペースを確保するために広い土地が必要なケースもあります 。
平屋でも二階建てでも、家を建てるときは「建ぺい率」以内に納めなければなりません。
【30坪の家を建てる場合】※建ぺい率50%で計算
● 平屋 約200㎡の土地が必要
● 二階建て 約100㎡の土地が必要
ここで、国土交通省が提示している2024年の「全国の地価動向」を見てみましょう。
参考:国土交通省「令和6年地価公示の概要」P1
2022年(令和4年)から3年連続で、住宅地の価格が高騰しています。
東京圏においては0.6%から3.4%と「2.8%」も高騰しました。
平屋で間取りを広げたい場合は、コスト面を優先できるハウスメーカーや工務店を選ぶことをおすすめします。
平屋は、二階建てに比べて坪単価が上がる可能性もあります。
坪単価は「屋根」や「基礎」にかかる費用も影響しています。
そのため、二階建てよりも屋根や基礎が大きい平屋は坪単価が高くなるのです。
初期費用だけを見ると「高い」と思われがちな平屋ですが、メンテナンス費用を考えると二階建てと大きな差がつくわけではありません。
マイホームに長く住み続ける場合は、平屋と二階建てのトータルコストを見比べることをおすすめします。
新築で平屋を建てるなら『ひら家専門店IKI』がおすすめです。
「IKI」とは、TBSテレビの情報番組『がっちりマンデー!!』や、日本経済新聞など、様々なメディアで紹介された話題のひら家専門店IKIの規格型平屋注文住宅です。
合理性を重視した、無駄のないシンプルな工法でデザイン性とローコストを両立しています。
さらに、ケイアイスター不動産グループとして部材の一括大量仕入れを行うとともに、ITで効率化した営業・施工体制を敷いています。
ひら家専門店IKIは、ローコスト住宅を超えた「バリュー住宅」をお届けしています。
IKIでは、群馬県を中心として埼玉県や茨城県などに「規格型の平屋」を建てられます。
≫IKIの対応エリアはこちら
ひら家専門店IKIの魅力は、一人暮らしの方からファミリーまで「幅広い層が快適に暮らせる」平屋がそろっていることです。
考え抜かれた間取り設計だけでなく、資材の一括仕入れでローコストな点も魅力のひとつです。
また「いつまでもアクティブに生活をする」ことにフォーカスして、バリアフリーを視野に入れた『IKI Assist』も発売されました。
● 一人暮らしを満喫したい
● 夫婦で支え合って暮らしたい
● シングルマザーでも戸建ての家が欲しい
● 家族が多くても平屋暮らしを実現したい
IKIには、それぞれのライフスタイルにぴったりな平屋がそろっています。
ひら家専門店IKIで建てられる平屋の本体価格は、税込1,110〜1,660万円です。
IKIの平屋は、4LDKガレージ付きでも本体価格1,000万円台と低価格です。
本体価格の月々のローン返済額は約47,000円最大でも5万円ほど(※)なので、生活にゆとりを持たせたい方にぴったりです。
※お支払い年数35年、金利1%と仮定し、35年間金利変動がなく、返済方法として元利均等返済を選択した場合の費用例です。
販売価格以外にかかる諸費用は含まれていません。
ここでは、IKIで建てられる平屋の間取り例を6つ紹介します。
コンパクトな暮らしをしたい方向けの間取りプランです。
生活動線がまとめられているため、高齢になっても体に無理なく暮らせます。
2〜3人がコンパクトに生活できる、ガレージ付きの間取りプランです。
キッチンや風呂場といった水回り設備が一直線のため、毎日効率よく家事ができます。
彩光を取り入れた明るいリビングで、ゆったりとした時間を過ごせる点が魅力的です。
17.6帖の広々としたリビングに、3部屋確保できる間取りプランです。
各部屋には収納スペースがあるため、家族分の荷物をしまうことも可能です。
和室の間仕切りを外してリビングとつなげれば、開放的な空間を演出できます。
27坪プランは広々としたリビングと3部屋作れるため、家族団らんの時間もプライベートな時間も大切にしたい方向けです。
キッチンからリビングを見渡せるので、料理を作りながらでも小さなお子さんをしっかりと見守れます。
ウォークインクローゼット付きで、充実した収納力が魅力的な間取りプランです。
豊富な収納スペースを確保できるので、生活感なくすっきりとした暮らしができるのが魅力的です。
個室をゲストルームにしたり一人一部屋にして使ったりと、多彩な使い分けをしやすい間取りです。
「4LDKガレージ」または「3LDKフルガレージ」のいずれかを選べる、IKIのなかでも1番広いプランです。
個室が4部屋+ウォークインクローゼットも付いているため、人数が多くても快適に過ごせます。
ガレージは、車庫にするだけでなく趣味のスペースとしても活用可能です。
IKIでは今回紹介した間取り以外も検討できるので、詳しく知りたい方は下記からチェックしてみてくださいね。
≫平屋の間取り事例を見る
今回は、選ぶ方が増えつつある「平屋」のメリット・デメリットを詳しく解説しました。
新築で平屋を建てるには多くのメリットもありますが、長く快適に暮らす場合はデメリットも考慮しなければなりません。
【平屋を建てるデメリット】
『ひら家専門店IKI』の平屋は、広々したリビングに家族分の部屋を確保しても、本体価格1,000万円台とローコストです。
これから平屋を検討する方は、この機会にぜひIKIをチェックしてみてください。
≫資料請求はこちら
≫来場予約はこちら